静岡県の伊豆地域を中心に路線バスなどを運行する東海バスグループは、12月3日に地震を想定した防災訓練を行い、乗客を誘導する手順などを確認しました。

訓練は南海トラフ地震に伴いバスの車体が損傷し走行できなくなったことを想定して行われ、運転士は車両後方にある非常口を開放した上で乗客を車の外へと避難させます。

また、3日は発電機や車のバッテリーを使って給油装置に電気を送り、バスに燃料を入れる手順も確認しました。

東海自動車 広報・CSR推進課・岡田圭祐 課長:
今回の訓練を通じて、いざ災害が起きた時に冷静に乗客の安全第一に対応できるよう日頃から備えていきたい

東海バスグループは、今後もリスクの未然防止や被害の軽減につながる取り組みを進めていく考えです。

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