来年2月にネットスーパー事業から撤退するイトーヨーカ堂が、新たな宅配サービスを発表しました。

 イトーヨーカ堂は現在、専用の物流拠点を持ち、そこから商品を配達する「センター型」のネットスーパーを展開していますが、生鮮食品などが届けにくいなどとして撤退を決めています。

 これに代わる新たな事業として、宅配を手掛けるONIGOと提携し、店舗から商品を配送するサービスを始めます。

 イトーヨーカドー83店舗、ヨーク10店舗で、野菜や肉といった生鮮食品や総菜、日用品などおよそ8000〜9000商品を扱う予定です。

 ウェブサイトやアプリから注文し、通常の配送で最短70分、追加の手数料を払えば最短40分で商品が届くとしています。

 現在のネットスーパーと切り替わるかたちで来年2月からサービスを始める予定です。

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