安曇野市のパソコンメーカー・VAIO(バイオ)を、家電量販店大手のノジマが買収すると発表しました。

横浜市に本社を置くノジマと、安曇野市豊科に本社を置くVAIO双方が11日に発表しました。

ノジマは関東や甲信越などに225店舗を展開する大手家電量販店で、投資ファンドからVAIOの発行済みの株式のおよそ93パーセントを取得し、子会社化します。

買収額は112億円で、2025年1月に手続きを完了する計画です。

ノジマはパソコンの販売を強化するのが狙いで、「VAIOの高い品質を維持しながら、成長をサポートする」などとコメントしています。

VAIOは「社名とブランド名に変更はなく、これまで以上にみなさまのご期待に応えられるようまい進します」などとしています。

VAIOは経営不振だったソニーのパソコン事業を分離して2014年に設立され、11月1日時点の従業員はおよそ360人です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。