食材費の過大徴収などが発覚した障害者グループホーム「恵」が、全国約100の事業所を兵庫県の事業者に譲渡することが分かりました。
愛知県を中心に全国で障害者向けグループホームを運営する「恵」は、利用者から食材費を実際の費用より多く徴収していたことなどが発覚して行政処分を受け、全国約100の事業所が順次運営できなくなります。
恵は事業所の譲渡先を探していましたが、厚労省によりますと、兵庫県に本社があり障害福祉や介護事業を展開する「ビオネスト」にすべての事業所を一括して譲渡することで合意しました。
恵の利用者やスタッフは希望すれば、これまでと同じ条件でビオネストに移ることができるということです。恵は来年1月末までに譲渡を終えるよう調整を進めています。
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