青森県六ケ所村で時価約260万円相当の銅板を盗んだとして、警察は埼玉県の男4人を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕しました。被害にあったのは、県の誘致企業で2023年9月に経営破たんした「ANOVA(アノヴァ)」の工場です。
逮捕されたのは、埼玉県坂戸市の建設業・松本恵嗣容疑者(52)ら埼玉県の男4人です。
警察によりますと、4人は2024年3月26日~4月2日までの間に、六ケ所村で精密機械の旧製造工場に侵入し、銅板27枚・時価260万円相当を盗んだ疑いがもたれています。
関係者によりますと、被害にあったのは県の誘致企業で2023年9月に経営破たんし、現在は稼働していない「ANOVA」の工場だということです。
この工場は、県が液晶関連産業の集積を目指して建設を構想しましたが、19億円あまりの債権を放棄するなどして「ANOVA」の親会社に売却しました。
今回4人が盗んだとされるのは、液晶パネルなどを製造するさい冷却するのに使う銅板で、重さは1枚あたり約35kg~140kgありました。
警察が犯行の経緯や動機などを捜査しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。