富山湾の沖合い80メートルの海上で男性3人が乗ったボートが転覆し、病院に救急搬送されました。低体温症とみられますが意識はあるということです。
伏木海上保安部によりますと、8日午後4時半頃、富山県射水市海老江海浜公園から約80メートルの海上でボートが転覆したと海岸で釣りをしていた男性が110番に通報しました。
警察からの連絡を受け、伏木海上保安部から潜水士など5人が出て、ボートに乗っていた男性3人のうち2人を岸から10メートル付近で救助、あとの1人は自力で岸にあがりました。
3人は意識はあるものの低体温症とみられということです。
転覆したボートは船外機付きの小型ボートで、3人は名古屋市から釣りに来ていた23歳から54歳の会社員で3人とも救命胴衣を着けていたということです。
3人は午後1時ごろから海老江海浜公園海域で釣りを行い、午後3時50分ごろ海岸に向けて航行を始めたところ後ろから波を受け、転覆したということです。
当時の天候は晴れで視界良好、海水温度は18℃で、3メートルほどの風が吹いていたということです。
伏木海上保安部は事故の経緯などについて詳しく調べています。
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