青森県・津軽地方のリンゴ園では、収穫の最盛期を迎えています。弘前市では鉄道事業者と通信会社の社員がリンゴのもぎ取りを手伝いました。
これは農業の労働力不足を解消しようと、弘前市などが進めている地域と企業が連携した援農プログラムの一環として行われ、7日は「JR秋田支社」と「NTT東日本」の社員あわせて約20人が参加しました。
弘前市緑ヶ丘のリンゴ園では、1年で最も忙しい収穫と選果、そして発送が重なる時期を迎えています。
ほとんどの社員は初挑戦となりましたが、リンゴ園に散らばると、「王林」の収穫作業を手伝いました。
参加したJR社員
「意外とコツが分かれば、けっこう容易にできると感じた。少しでも地域が元気になればという事で、(今後も)進めていきたい」
もりやま園 森山聡彦 代表
「これから高齢化が進んでいく中で、農業がどうやったら持続するかということを現場で、肌で感じてもらって、いっしょに考えていければ助かる」
また、7日はリンゴを運ぶ際のからだへの負担を減らすために「NTT東日本」などが開発したアシストスーツが披露されました。
リンゴが入った約20kgの箱を女性が持ち上げることができ、農作業での活用の可能性をアピールしていました。
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