青森県東北町の中学生が、大規模な震災の発生を想定した避難所の運営訓練を行いました。避難所運営には、災害時でも誰もが過ごしやすい「SDGs」の視点が取り入れられています。
訓練は、青森テレビとSDGsパートナーシップ協定を結ぶ東北町の上北中学校で、青森県民共済の協力のもと行われました。
災害時には年代や性別の違いの他、障がいがある人なども避難所に集うため、より多様性に配慮した運営方法が求められています。
訓練に参加した中学生たちは、赤ちゃんと一緒に避難した女性が授乳できるスペースを確保するなど、プライバシーに配慮した避難所づくりを意識しました。
また、段ボールベッドを組み立てた後には、実際に横になって寝心地を確かめました。
生徒は
「お母さんや子どものいる人たちのところを作っていたんですけれども、テントが一気に開いたり、ベビーベッドとかも段ボールで作れたので、良いなと思いました」
「今回、避難所運営をしてみて、自分が避難してきて、自分の身を守るのも大切だと思ったんですけれども、ほかの人の手伝いとか高齢者の人の手伝いをするっていうのをこれから避難する上で大切にしていきたいと思いました」
生徒たちは、今回の訓練を通して災害対策や防災への意識を高めていました。
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