岡山県備前市の鉱山で採掘された鉱石をつかった焼き物「備前磁器」の展覧会が岡山市の天神山文化プラザで開催されています。

地下約150メートルにひっそりと存在する小宇宙をイメージしました。展覧会には、備前の鉱石を使って焼き上げたオブジェなど12点が並んでいます。

備前焼作家の石田和也さんは備前の土だけでなく、地下深くで採掘した鉱石を使った作品「備前磁器」にも取り組んでいます。会場では独特の白さと質感が強い存在感を放っています。

(備前焼作家 石田和也さん)
「備前市にある白い粘土でつくった新しい素材。ここに色々な可能性があると思う。自然の美しさであったり素材の持つ力強さを見てもらいたい」

「石田和也展ー備前磁器の世界へー」は、天神山文化プラザで今月(11月)10日まで開催されています。

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