東北や北海道の知事が意見を交わす会議が宮城県で開かれ、青森県の宮下宗一郎知事は、災害に備える体制の強化などを訴えました。

会議には、北海道と東北6県、それに新潟県の知事が出席し、共通する課題について協議しました。

この中で青森県の宮下知事は、福島第一原発の処理水の海洋放出により水産物の風評被害を受けている現状を訴えました。

また、宮下知事は災害に備える体制の強化についても訴えました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「半島の災害の脆弱性は1月、あるいは夏の能登の地震と水害で明らかになりました。これはぜひとも中央負担。中央財政措置が充実した形で、事前防災の観点から特に道路。道路整備が進められるような半島振興法の改正であっていただきたい」

このほか会議では、地域の実情に応じた復興推進のための支援について国への提言を取りまとめました。

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