今シーズン一番の寒気の影響で、6日の青森県内は5つの地点で最低気温を更新しました。7日はさらに冷え込みが強まり、県内は平地で雪になる所があるほか、山沿いでは今シーズン初めて積雪となる見込みです。
午後2時ごろの八甲田。山頂付近が雪に覆われ、気温もぐんと下がりました。八甲田のふもとの萱野高原では、土産物店が冬季休業に入りました。
長生きの茶屋 川越淳一さん
「早めに(店舗の)雪囲いをして来年に備えます」
日本付近は、次第に冬型の気圧配置になっていて、この時期としては強い寒気が流れ込んでいます。
この影響で、6日の最低気温は五所川原市市浦で2.1℃、野辺地で3.9℃などと23の観測地点のうち5地点で今シーズンの最低気温となりました。
また、ほとんどの観測地点で平年を下回り、街ゆく人の装いからも冬の訪れを感じさせます。
通勤客は
「とても耐えられないです。アウターも厚いもので、タイツも発熱素材で防寒用を使っています」
7日はさらに冷え込みが強まり、平地で雪の降る所があるほか、山沿いを中心に今シーズン初めての積雪となる見込みです。
酸ヶ湯温泉では積雪に備え、貸し出し用のスノーブラシやスコップの準備を進め、利用客を受け入れる準備を進めました。
酸ヶ湯温泉旅館 営業企画室 高田新太郎さん
「酸ヶ湯・八甲田の冬がやってくるんだなという気持ちですね。寒い分、温泉に入った時、体にしみるなという感じがしてきます。いい時期になってきました」
県は、積雪で路面状況が悪くなることが見込まれることから、国道の一部区間を全面通行止めにしています。
気象台によりますと、7日は大気の状態が非常に不安定となる見込みで、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうなどに注意が必要です。
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