新潟県胎内市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザ発生の疑いが出てきました。
陽性と判定されれば、養鶏場としては新潟県内で2例目、全国で5例目となります。

新潟県庁では、5日午後に対策本部会議が開かれました。

【新潟県 花角英世知事】
「今シーズン県内2例目となる、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあると判定」

新潟県によりますと、5日午前9時ごろに胎内市の養鶏場から、普段より死ぬニワトリが増えているという通報が、下越家畜保健衛生所にあったということです。

簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザの陽性を確認。
今後、国による遺伝子検査で“高病原性”とされた場合、養鶏場としては新潟県内の10月の上越市の事例に続き今シーズン2例目、全国でも5例目となります。

また、遺伝子検査で陽性となった場合には、この養鶏場で飼育されているニワトリ35万羽の処分を6日朝から新潟県では始める予定です。

あわせて県では、新潟県内の養鶏場に対し、消毒などの基本的な衛生管理を徹底するとともに、異常があった際はただちに通報するように呼びかけています。

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