青森県弘前市の青果市場で県産リンゴの主力品種、「ふじ」の入荷が最盛期を迎えています。去年に続き高値傾向で活発な取り引きが行われました。
4日朝、弘前市の弘果弘前中央青果には、今シーズンで最も多い11万2012箱のリンゴが入荷しました。このうちの7割が県産リンゴの主力品種「ふじ」で、午前7時半から行われた競りでは活発な取り引きが行われました。
弘果によりますと、今年は春先の開花期間中に乾燥したため受精できない「カラマツ」被害がありましたが、全体として実の大きさ・品質ともに良く、競りでは「ふじ」の上が高値で1万7280円と、高値だった去年の同じ時期を1080円上回る価格で取り引きされました。
弘果弘前中央青果 會田一男 専務
「海外需要が非常に好調だということで減収で高値であった去年に続いて堅調な相場で販売されているということです」
リンゴの入荷のピークは11月20日ごろまで続く見込みです。
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