11月4日正午すぎ、大阪府豊中市内の国道で自転車を酒気帯び状態で運転していたとして、住居不定の20代の男が逮捕されました。

 道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたのは、住居不定・職業不詳の29歳の男です。

 警察によりますと、男は4日午前1時20分すぎ、大阪府豊中市内の国道176号で、酒気帯び状態で自転車を2人乗りして、運転していた疑いがもたれています。

 男は国道をふらつきながら走行していたところ、付近を走行する車を運転していた人から注意を受け、口論となり、警察が駆けつけたところ、男から酒の臭いがしたため、検査を実施したということです。検査の結果、男の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されました。

 男はその際、警察に対し、「居酒屋でビールを飲んだ」「お酒を飲んで友達を後ろに乗せ自転車を運転した」と話していたということです。

 男は警察署で任意の取り調べを受けていましたが、捜査に協力する意志を見せず、一旦帰宅。警察は再度捜査に協力するよう求めましたが、男は「なんで行かなあかんねん」と話したということです。

 男はその後の任意捜査にも応じなかったことから、警察は4日午後0時30分前に男を逮捕しました。

 警察は男への調べを進めるとともに、酒気帯び状態で自転車を運転していると知りながら自転車の後ろに乗っていた男性についても同乗の疑いで捜査を行っています。

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