今回のテーマは、自転車運転の「厳罰化」、悪質な場合は「懲役刑」も、です。
村上晴香キャスター:
確認ですが「自動車」ではなく「自転車」ですよね?どのように厳罰化されるのでしょうか
玉置佑規キャスター:
気になるところですよね。まずは、仙台市内を取材しました。
自転車の「ながら運転」多発?
仙台市青葉区の広瀬通です。人通りが多く自転車も多く行きかう道路ですが…。
千葉陽太記者:
「あちらの人、スマホをいじりながら横断歩道を自転車で渡っています」
スマートフォンを操作しながら自転車を運転する「ながら運転」がたびたび目撃されました。
自転車に乗る人:
「こちらが気を付けなければ、お互いに痛い思いをするし迷惑なので。それは無しにしてもらはないと誰かがけがをして痛い思いをする」
「あぶないのでやめてほしいですね。(よそ見しながら)結構なスピードで走ってきたりとかあった」
「ながら運転」の危険性は?
村上キャスター:
スマホを操作しながらの運転、危ないですよね。
玉置キャスター:
そうですよね、交通安全協会が作成したながら運転の危険性を伝える動画では、携帯電話を操作しながら自転車を運転している高校生が歩行者と衝突してしまいました。
村上キャスター:
画面に目がいってしまうと前が良く見えなくなり、事故を起こす危険性は高くなりますよね。
今回の改正で「ながらスマホ」厳罰化、懲役も?
玉置キャスター:
この携帯電話を操作しての運転、いわゆる「ながらスマホ」について道路交通法の改正に伴い、11月1日から厳罰化されました。これまでは罰金5万円以下でしたがこのように変わります。
村上キャスター:
ながらスマホをした場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金。そして、ながらスマホで事故を起こした場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金と、かなり厳しくなりますね。
玉置キャスター:
そうですよね。背景にあるのはながら運転による事故の増加です。
警察庁によりますと、2015年には全国で50件だった事故件数が、去年には139件とこの8年間で倍以上に増えている状況で、こうした現状を背景に罰則が強化されました。
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