岡山から「特急しおかぜ」に揺られること3時間弱。たどり着くのは、愛媛県の県都・松山市のJR松山駅です【画像①】。
到着すると、歴史を感じさせる駅舎の、広~いプラットホームがお出迎え。出張などでたどり着くたびに、旅情を感じさせてくれました。改札左にあるお蕎麦屋さんで、とりあえずと腹を満たしたものです。
そんな松山駅【画像②】は、実は「二代目」。その「二代目松山駅」は、今年9月末に71年の歴史に幕を閉じました。
弊社・RSK山陽放送の杉澤眞優キャスター【画像③】は愛媛県松山市の出身。実際に地元の人にとってはどれくらい寂しいものなのかと尋ねてみたところ。。。
(杉澤眞優キャスター)
「昔は高校が終わって、駅のすぐそばに古~いバッティングセンターがあって、そこでボーっとしていたり、浪人時代も息抜きに通ったり、昔から馴染みのある建物がなくなるのは、なんか寂しいです」
「帰省するたびに『あ~、帰って来た!』と思えて好きでした」
とのことでした。何かどちらかというと、バッティングセンターの思い出の方が強い気もしますが...。
嗚呼、もうあの駅舎に降り立つことはないのか。。。そんな皆さんに、JR四国から素敵なイベントのお知らせがやって来ました。
「二代目松山駅」のさよならイベントがあす(4日)開催されるというのです。さてさて、どんなイベントなのでしょうか?
バラストが拾える!醤油めしが食べられる!「さよならイベント」
その趣旨は、「今後見ることのできなくなる、二代目松山駅の情景などが堪能できる1日になる」とのことだそうです。
なんと、あすは「二代目松山駅」が無料開放されるんだそうです。今一度、あの松山駅を楽しめるという訳なんですね。
その中でもまず注目は、プラス参加料500円で体験できるという「二代目松山駅バラスト拾い」。。。先着500人に「オリジナル巾着袋」(と軍手)が配布され、二代目松山駅の留置線内で実際に使用されていたバラスト(砕石や砂利)を持ち帰れるというものです。
ちなみに、【画像③】の線路わきに敷き詰められているのがバラストです。
そして、二代目松山駅の施設内をガイド付きで探検。第1班は午後0時から、第2班は午後2時からを予定しています。
さらには、二代目松山駅の「駅名看板」や初代「伊予灘ものがたり」で使われていた方向幕などなど、松山駅にゆかりのある鉄道部品の販売も。午前9時から入場順序の抽選を行うということです。
ほかにも、人気駅弁祭りが開催され、松山名物「醤油めし」ほか駅弁が集結するほか、2025年の列車カレンダーの販売、懐かしの写真展示なども行われるそうです。
「二代目松山駅」から「三代目JR.Matsuyama Station from JR SHIKOKU」へ。。。今回が、名残を惜しむ最後のチャンスかもしれません。
3連休最終日、お時間に余裕のある方は出掛けてみては如何でしょうか?(なお、たまたま帰省中の杉澤キャスターは、ついでに立ち寄るかも、だそうです)。
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