３日午後３時10分ごろ、山口県岩国市寺山の山中で、イノシシ狩りをしていた猟友会会員の男性(５０代)が、クマに襲われ負傷しました。
警察によりますと、けがをしたのは岩国市猟友会会員の男性です。当時、複数人で山に入り、イノシシ狩りをしていました。まず猟犬が襲われたとみられ、けがをしたことから下山しようとしたところ、男性がクマと遭遇し、襲われました。男性は顔をひっかかれるけがをしましたが、命に別状はないとみられます。
クマは別の猟友会の会員により、その場で射殺されました。体長約1.3メートル、体重80キロ程度とみられます。
現場は河内小学校の東・約７００メートルの山中です。県は4日にも対策会議を開く方向で調整を進めています。また警察は、登山者や猟友会の会員など、山に入る人へ注意を呼びかけています。
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