福島県が発注した福島空港の工事の入札をめぐり設計金額を漏らしたとして、43歳の県職員が在宅のまま起訴されました。
競売入札妨害の罪で在宅起訴されたのは、当時、福島空港事務所建設課に所属していた県職員・須佐洋介被告(43)です。
須佐被告はおととし、福島空港の盛り土造成工事の入札をめぐり、石川町の志賀建設の当時社員に設計金額を漏らし入札を妨害したとされています。
県によりますと、須佐被告はこの工事の担当ではなかったものの、福島空港事務所の全ての職員がパソコンで入札情報を見ることができる状態だったということです。
福島空港工事の入札を巡り県職員が立件されるのは3人めで、県土木部は「心から深くおわび申しあげます」としています。
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