県立中央病院と青森市民病院の統合新病院、開院に向けた体制づくりです。今後、扱う分野が病院の整備から県営スケート場の移転まで多岐にわたるため、宮下知事は新たにプロジェクトチームを設置すると発表しました。
宮下知事は11月1日の定例会見で統合新病院の整備を進めるため今月中にプロジェクトチームを設置すると発表しました。
統合新病院は県営スケート場一帯に建設することは決まりましたが、病院の基本構想の策定や県営スケート場の移転方法を検討するほかに、サンドームの整備を青森市と協議しながら調整することが必要になります。担当する部署が多岐にわたるため、県は10の部局の職員が入るプロジェクトチームを発足させることにしました。
また、来年度以降に事務局として新病院の整備に係る総合的な調整を行う準備室の設置を検討しているということです。
※宮下宗一郎知事
「病院を整備するだけではなくて、ある意味県と青森市のインフラ整備の再編が含まれる内容になったということで、今回県としても県庁挙げて全面的にこのプロジェクトを推進する必要があるという観点から今回チームを設置する」
宮下知事は年内に建設場所となる浜田地区の住民を対象にした懇談会を開くほか、スケート場の利用者に意見を聞き、幅広い観点から検討しながら統合新病院を整備する方針です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。