台風による被害から6年ぶりに復活。神戸の「須磨海づり公園」が、11月1日再開します。
10月27日、再開を前に地元の人らを招いて行われたプレオープン。再開を待ちわびた約150人が訪れました。
(釣り客)「足元でも大きい魚が釣れたりとか、いい釣り場だと再認識しました」
四季を通じてさまざまな魚が釣れ、開園以来(1976年)約520万人が訪れる人気スポットだった神戸の「須磨海づり公園」。
しかし、2018年の台風20号で建物の屋根ははがれ、桟橋も無残な姿に。円柱型の管理棟も廃墟化するなど長く放置されてきました。去年からようやく損壊した支柱の撤去など再整備が進められ、6年ぶりに営業が再開されることになりました。
生まれ変わった「須磨海づり公園」。新しい釣り台は手すりを高くするなど安全性もアップし、子どもたちも安心して釣りを楽しめます。
(釣り客)「あっ釣れてる!ほんまやでかっ!(Qきょう何匹目?)2匹目」
(釣り客)「はい、とれました~」
釣り初心者の記者も挑戦!投げ入れて数分すると…
(記者)「釣れてる!フグが釣れました!怖い…」
一度に約300人が利用でき、釣り料金は大人1200円~。
釣りをしない人も楽しめる空間も整備されました。海岸沿いには、瀬戸内海を一望できるテラスや地元でとれた魚介類を堪能できる飲食店も。公園の担当者は新たな“神戸の顔”にと期待を寄せます。
(神戸市経済観光局 織田敦史課長)「こんなところに海づり公園があるんだ、意外と釣れるんだなと。市民は当然、市外の人にもどんどん来てもらって、神戸の魅力を知っていただければなと」
「須磨海づり公園」は、11月1日(金)リニューアルオープンです。
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