鹿児島市長選挙は来月17日告示、24日投開票です。市民団体は30日、元鹿児島市議会議員の桂田美智子さんを擁立すると発表しました。
(市民の市政をつくる会 祝迫光治代表委員)「60万都市で、無投票(当選)はあり得ない」
これは共産党などでつくる市民団体「市民の市政をつくる会」が30日に明らかにしたものです。
桂田美智子さんは鹿児島市出身の71歳で、合併前の旧吉田町の町議を4期、鹿児島市議を1期務めました。市長選には、2008年、2016年、前回の2020年の3回出馬し、いずれも落選しています。
市長選を巡っては、現職の下鶴隆央さんが先月、立候補を表明していましたが、ほかに動きがなかったことなどから、市民団体が無投票を避けようと、候補者擁立の作業を進めていました。
「市民の市政をつくる会」の祝迫光治代表委員は、下鶴さんが進めるサッカースタジアム整備も争点の一つにする考えを示しました。
(市民の市政をつくる会 祝迫光治代表委員)「サッカースタジアムの問題で、何百億も市の財政をつぎ込んで造るのではなく、民間主導を市がバックアップするやり方を私たちは考えている。スタジアム問題も争点にしたい」
桂田さんは来月2日に会見を開き、正式に立候補を表明する予定です。
鹿児島市長選挙は来月17日告示、24日投開票です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。