JR東海の丹羽俊介社長は29日の会見で、公正取引委員会から談合の疑いで立ち入り検査を受けたことについて「重く受け止める」と話しました。
JR東海 丹羽俊介社長「夜間の限られた時間帯に運行列車の合間をぬって点検が確実・円滑に行われるための調整を行ってきた。立ち入り検査を受けたことを重く受け止め、引き続き公正取引委員会の調査に全面的に協力したい。」
10月22日、JR東海や子会社のコンサルタント会社など、合わせて6社に対し独占禁止法違反の疑いがあるとして公正取引委員会が立ち入り検査を行いました。
関係者によりますと愛知県や岐阜県などが発注した鉄道の線路をまたぐ陸橋の点検作業の入札をめぐり、落札会社を事前に決める談合を繰り返した疑いがあるということです。JR東海は公正取引委員会の検査に全面的に協力するとしています。
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