秋篠宮家の次女・佳子さまが29日初めて石川県内を訪れ、伝統工芸の展覧会をご覧になりました。また、工房が被災した漆芸家らと懇談し、地震と豪雨が襲った能登を気遣われました。

佳子さまは29日午後、金沢市の県立美術館を訪れ、人間国宝の小森邦衛さんや前史雄さんらとおよそ40分間、懇談されました。

佳子さま「どのように過ごされている過ごされているかと思って心配していました」

佳子さま「お辛いことですね…」

能登半島地震と火災で自宅と仕事場の両方を失ったと話す前さんを、佳子さまが気遣われる様子も。

佳子さま「お辛いことですね。今は金沢でお仕事されているんですね」

また、前さんがおよそ30年前に手がけ、上皇ご夫妻に献上した短冊箱の写真を佳子さまが見せたということです。

前史雄さん
「見た瞬間わかりました。私も手がけましたので『大事に使っています』というお言葉でそのお気持ちが大変うれしかった」

懇談の前には、駆けつけた市民と5分ほど言葉を交わされる場面もありました。

佳子さまと話した男性
「こんなに近くまで寄ってくださると思っていなかった。言葉をかけることができて言葉をかけていただいたという記憶も残ってよかった」

佳子さまは「第71回日本伝統工芸展金沢展」で作品をご覧に

佳子さまは「第71回日本伝統工芸展金沢展」で作品をご覧になったあと赤坂御用地に戻るということです。

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