新潟県上越市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認され、隣県の富山県では“老舗水族館”が警戒を強めています。
新潟県上越市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認され、10月26日にはおよそ160羽のニワトリが処分されました。
養鶏場での鳥インフルエンザの発生は、今シーズン全国で3回目です。
隣県での鳥インフルエンザ発生を受け、富山県の魚津水族館では、人気のペンギンプールをシートで覆い展示を取りやめています。
鳥インフルエンザは、野鳥だけでなく人間の靴底などからも広がることがあり、シートによって利用客や野生動物との接触を防いでいます。
魚津水族館・齋藤真理さん
「鳥インフルエンザの場合は、菌を中に持ち込まないっていうのがすごく大切になりますので、飼育員のほうも長靴を消毒したりとか中で履き替えるとかいろいろ対策をして今後も飼育していきたいと思います」
魚津水族館で飼育されている19羽のペンギンは、体調に変化はなく今後の感染状況を見て展示を再開します。
また、多くの鳥類を展示している富山市ファミリーパークでは現状、消毒を徹底し展示を続ける方針です。
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