4月28日午後、石川県白山市の登山道で女性がクマに襲われ顔にけがをしました。
クマによる人身被害は県内では今年に入って初めてです。
MRO横田佳政
「クマ出没注意の看板が出ていますが、この林道の先の山の中で、女性がクマに襲われケガをしたということです」
28日、午後2時すぎ、登山客から「女性がクマに襲われ、額から出血している」と消防に通報がありました。
白山市によりますと、女性は50代で、28日午前9時前からひとりで山登りをしていたところクマに襲われたということです。
現場は、白山市と金沢市を結ぶ林道犀鶴線近くで、白山比咩神社から東におよそ1、5キロの登山道です。
女性は出合い頭にクマに顔をひっかかれ、ドクターヘリで県立中央病院に運ばれましたが命に別条はないということです。
県では、エサとなるブナの実の凶作予想を受け今月26日に「出没警戒準備情報」を発令していました。
県内では今年に入り、クマの出没情報がこれまでに7件ありましたが、人身被害は今回が初めてです。
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