26日、宮城県大崎市内の飲食店で食事をした8人が、嘔吐や下痢などの症状を訴えました。県はこの飲食店で提供された料理が原因の食中毒と断定し、29日から3日間の営業停止処分としました。

営業停止処分を受けたのは、大崎市古川福沼にある飲食店です。県によりますと、今月21日の昼頃にこの店で提供された刺身や天ぷらなどを食べた19人のグループのうち8人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴えました。県が検査した結果、症状を訴えた人の便からノロウイルスが検出されました。8人はいずれも重症ではなくすでに快方に向かっているということです。

県は症状を訴えた人に共通する食事がこの店で提供した料理のみで、症状や潜伏期間も一致することから、店の料理を原因とする食中毒と断定し、29日から5月1日までの3日間営業停止処分としました。

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