埼玉県警浦和署に留置されていた50代の男性が、衆院選の不在者投票を希望して投票用紙に記入したにも関わらず、署員が投票用紙を送り忘れていたことが分かりました。

埼玉県警浦和署に留置されていた50代の男性は、きのう(27日)投開票された第50回衆議院議員選挙への不在者投票を希望しました。

男性は、渡された投票用紙に記入し、署員に渡しましたが、郵送を担当していた20代の男性巡査部長と巡査が投票用紙が入ったレターパックを男性の選挙権のある自治体に送り忘れたということです。

きょう(28日)午前、巡査部長らは送り忘れたことに気づき、上司に報告。県警は男性に郵送を忘れた旨を説明し、謝罪したということです。

県警は今後、選挙管理員会に投票用紙を郵送しますが、「無効票」として計上されるということです。

埼玉県警の留置管理課は、「今後、留置している者の選挙権を侵害しないよう再発防止に努める」としています。

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