県高校駅伝競走大会がきょう長井市で開かれ、男子は酒田南が8年ぶり7回目、女子は山形城北が3年連続32回目の優勝を果たし、全国大会への切符を手にしました。
今年から平坦な新コースになり、好記録が期待されました。5人がタスキをつなぐ女子は10チームが出場。エースが集まる1区は序盤から県高校女子のトップランナー、山形中央の本間香が飛び出します。2位の山形城北と1分以上の差をつけ、トップでタスキを渡します。
2区も山形中央は本間栞がトップを維持します。
3区に入ると2位を走っていた山形城北の志釜蘭星が追い上げ、山形中央を抜いてトップに躍り出ます。
この後、山形城北は4区、杉本 遥が後続との差を広げ、5区アンカー・浪波琳が後続の東海大山形に大差をつけフィニッシュ。3年連続32回目の優勝を果たしました。
3位には8年ぶりの出場で健闘した山形中央が入りました。
東北文教大学山形城北・アンカー浪波 琳選手「しっかり一位でゴールできたのでほっとしている。都大路では気持ちを切り替えてただ走っただけで終わらないように精一杯頑張ってきたい」
7人がタスキをつなぐ男子は16チームが出場。エースが集う1区10キロは序盤、酒田南を先頭に5チームがトップ集団を形成。残り4キロほどで酒田南の大宮健治が飛び出し、後続を引き離し、トップで2区にタスキを渡します。
酒田南は2区、阿部太惺が快調に飛ばし、後続の去年の優勝校・東海大山形との差をさらに引き離します。今年はチーム史上最強という酒田南。
3区から6区の2年生が独走体制を固め、7区アンカーの桑折純之介へタスキを渡します。桑折は1年生ながら堂々の走りで、2位東海大山形に1分以上の差をつけ、フィニッシュ。8年ぶり7回目の優勝を飾りました。
酒田南・アンカー桑折純之介選手「8年ぶりこのチームで優勝できてうれしい。全国でも上位の順位を獲れるよう頑張りたい」
男女の優勝校は12月22日に京都市で開かれる全国大会に出場します。
【女子の結果】(1)山形城北 1時間15分4秒(2)東海大山形1時間17分15秒(3)山形中央 1時間17分25秒(4)酒田南 1時間17分30秒(5)鶴岡東 1時間22分16秒(6)山形西 1時間22分53秒(7)米沢興譲館 1時間24分27秒(8)山形学院 1時間25分45秒(9)致道館 1時間27分13秒(10)山形東 1時間32分11秒
【男子の結果】(1)酒田南 2時間10分10秒(2)東海大山形 2時間11分14秒(3)山形中央 2時間13分26秒(4)山形南 2時間19分43秒(5)米沢中央 2時間23分45秒(6)鶴岡工業 2時間25分42秒(7)九里学園 2時間27分42秒(8)新庄東 2時間29分28秒(9)天童・寒河江・寒河江工業 2時間30分42秒(10)鶴岡東 2時間32分21秒(11)日大山形・山形東・山形工業 2時間33分49秒(12)米沢興譲館 2時間35分10秒(13)長井 2時間35分40秒(14)致道館 2時間37分22秒(15)山形商業 2時間41分11秒(16)創学館 2時間43分1秒
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