大規模な改修工事を終えた宮城県石巻市の県慶長使節船ミュージアム「サン・ファン館」が26日、2年ぶりに再開しました。
サン・ファン館は、およそ400年前、「サン・ファン・バウティスタ号」で海を渡った支倉常長ら慶長遣欧使節団の功績を伝える施設です。
老朽化した木造の復元船は解体されて、従来の4分の1のサイズで新たに造られました。
訪れた人:「ちょっと迫力がなくなった。残念。前の大きさを残してほしかった」
支倉家第14代当主 支倉正隆さん:
「常長が率いる慶長遣欧使節団の偉業を伝えるべきひとつのシンボルがまた新たにできた」
展示棟では、17世紀の世界地図を球体に投影するなど3種類のプロジェクションマッピングで使節団の偉業を解説しています。
サン・ファン館は2022年11月から休館し、展示物の改修工事を進めてきました。
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