青森県内で今シーズン初めてのリンゴの盗難被害とみられます。
24日、つがる市で約3000個のリンゴが盗まれているのが見つかり、警察が捜査を進めています。
警察によりますと、24日午後3時ごろ、つがる市森田町大館にあるリンゴ畑を所有する52歳の男性が収穫に訪れたところ、リンゴの木に実がついていないことに気づき、警察に届け出ました。
盗まれたのは収穫直前の「ふじ」約3000個、60万円相当で何者かがもぎとって盗んだとみられています。
警察は、男性が最後にリンゴ畑を訪れた10月15日から、被害に気付いた24日までの間に盗まれたとみて調べています。
県内で確認されたリンゴの盗難被害は、今シーズン初めてとみられています。
こうした中、青森市で警察などがパトロールを行い、農家に見回りの徹底を呼びかけました。警察官らはリンゴ農園に移動し、被害防止をよびかけるチラシを農家に手渡し、見回りの徹底や収穫したリンゴは建物の中に入れ、鍵をかけるよう呼びかけました。
青森南警察署 鎌田一仁 署長
「今後ふじなどの主力品種の収穫最盛期になりますので、一番被害が懸念されるというところで、警戒を強化していくというところです。他の関係機関の方々とさらに力を入れていくということ」
警察はリンゴの収穫期を迎え、パトロールを強化することにしています。
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