石破茂総理が27日に投開票が行われる衆院選の応援のため、青森県内で街頭演説を行いました。自公政権の継続を訴えながら、政治資金制度の改革についても言及しました。
石破茂 総理
「野党の皆さんは、『政権交代こそ政治改革』とおっしゃいます。じゃあ、どんな政権を作るのですか。誰が総理で、どの党とどの党が組んで、どのような経済政策、どのような農業政策、どのよう社会保障政策をやるのか。まったく分かりません。私は、そういう人たちに、この国を任せることがあっては絶対ならならい。そのように強く思っています」
石破茂総理は25日午後、衆院選「青森1区」の党公認候補の応援のため青森市でマイクを握りました。
中澤美寿妃 記者
「石破総理が応援演説をする会場です。会場の裏にも多く警察官による厳重な警備がしかれています」
今回の衆院選では、警察は要人の警護に厳戒態勢で臨んでいて、青森市でも会場へ入る前に手荷物検査などが行われました。
25日の演説で石破総理は、自民党が衆院選で非公認とした候補の支部に活動費2000万円を支給していたことについては言及しなかったものの、政治資金制度の改革には触れました。
石破茂 総理
「自民党の改革はもう1回きちんとやります。どんな理由があっても、パーティー券の不記載、あっていいことではありません。公認もできない、重複立候補もできない。そういう同志が多く出ています。つらいことです。でも、きちんとした処分をしなければなりません」
また、石破総理は衆院選「青森3区」の党公認候補の応援のため黒石市でもマイクを握り、自公政権の継続とともに物価高騰対策を訴えました。
石破茂 総理
「コメの値段も高い。冬になると灯油の値段も上がっていく。それを上回る賃金上昇。暮らしに困っている人たちに対する給付金であり、そういうことをきちんとやって、国民の生活を守っていかなければなりません」
現職の総理が青森県で街頭演説をするのは2022年の参院選以来、2年ぶりです。
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