大分県警の男性巡査長が捜査中に拳銃を誤って発砲した現場で25日、警察が銃弾の捜索を行いました。

24日午後0時半ごろ、大分県宇佐市の駐車場で、オレオレ詐欺未遂事件の容疑者を追跡していた県警刑事企画課の男性巡査長(30代)が、警告のため取り出した拳銃を収納する際、誤って地面に向けて1発発砲しました。

けが人はいませんでした。

(加賀其記者)「拳銃の誤射があった現場です。銃弾の一部がまだ見つかっていないということで、一夜明けた現在も捜索が行われています」

現場では、警察が誤射した銃弾の捜索を行いました。その結果、銃弾の破片をほぼ回収し、周辺への被害も確認されなかったということです。

拳銃の誤射について、県警は「原因を究明し、再発防止に向けた指導をする」としています。

拳銃の扱いを巡っては、30代の男性巡査長が駐在所に鍵をかけないまま実弾入りの拳銃などを放置したとして、減給の懲戒処分を受けています。

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