首都圏を中心に各地で相次ぐ強盗事件。中国地方でも今月、山口県で面識のない3人の中高生による強盗予備事件が発生しています。これらの強盗事件では、インターネット上で実行犯を募集する「闇バイト」が問題となっていますが、一見して闇バイトとは気づかないようなアルバイト募集が、インターネット上には多くあると警察は注意を呼びかけています。注意すべきキーワードを警察に聞きました。
■広島県警察 減らそう犯罪情報官 太田貴之 警視
「掲載される広告に、『即日現金』『高額即金』『副業』『ハンドキャリー』『書類を受けるだけ』『行動確認』『現地調査』などのワードがある場合は、特に注意していただければと思います」
闇バイトは、名前や住所、顔がわかる免許証などの身分証を写真で送るよう求められるケースが大半です。
■広島県警察 減らそう犯罪情報官 太田貴之 警視
「一度でも闇バイトに応募してしまうと、辞めたいと言っても、『いまから家に行く』とか、『家族に危害を加える』『お前のことを警察に言う』など、犯罪組織から脅されて、結局は逮捕されるまで辞めることができなくなってしまいます」
万が一強盗などの犯罪行為を行った場合は、重い刑罰に処されます。
▽強盗は、5年以上の懲役。
▽強盗殺人罪・強盗致死罪は死刑または無期懲役。
▽出し子役や受け子役が闇バイトで募集されていることがある特殊詐欺は10年以下の懲役。
広島県警は、もし闇バイトに関わってしまったら、すぐに最寄りの警察署に相談するか、警察相談ダイヤル「#9110」に電話するよう呼びかけています。
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