県内の手足口病の感染者数が14週連続で警報レベルとなっています。夏の時期に流行する感染症ですが今年は秋になっても感染者数の増加が続いています。



今月20日までの1週間に県内28の小児科定点医療機関に報告された手足口病の患者数は754人で、前の週より9人増えました。



1定点医療機関あたりの感染者数は26.93人で、前の週より0.32人増加し、14週連続で警報レベルとなっています。年齢別では、1歳から5歳までの報告が多く1歳が、147人、2歳が131人などとなっています。

保健所別では、置賜保健所で、271人、山形市保健所で、170人、村山保健所で、156人、最上保健所で、88人、庄内保健所で、69人となっています。手足口病は、乳幼児を中心に夏に流行するウイルス性の感染症です。



こちらは、感染者数の推移です。赤色が今年のグラフです。



そのほかは、ここ数年で警報レベルに達した、2019年と2022年のグラフです。例年、夏に流行し、今の時期は感染が落ち着いていますが、今年は増加が続いています。



手足口病は、飛まつや接触などで感染が広がるため、県は、特にトイレのあとやオムツ交換のあと、食事の前には、石けんを使い、こまめに手を洗うよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。