豊前警察署管内の駐在所に勤める61歳の男性警部補が、妻が駐在所の業務をした日を水増しし現金約40万円をだまし取ったなどとして書類送検されました。福岡県警は、男性警部補を懲戒免職処分としています。

詐欺と詐欺未遂、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検されたのは、豊前警察署管内の駐在所に勤める61歳の男性警部補です。

男性警部補は、今年1月末から4か月にわたり妻が駐在所の業務をした日を水増しした文書を作成し協力家族報奨金名目で現金約40万円をだまし取ったなどの疑いが持たれています。

警察の事情聴取に対し、男性警部補は容疑を認めた上で「取り返しのつかないことをして深く反省している」などと話しているということです。

このほか、福岡県警は無免許でパトロール用のバイクを運転した疑いで書類送検した早良警察署の巡査も停職3か月の懲戒処分としています。

福岡県警の土谷武紀首席監察官は「県民の皆様に対して、深くお詫び申し上げます。職員の業務管理および指導・教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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