大分県佐伯市に住む女性が、携帯電話料金の未納名目で129万円の詐欺被害にあいました。警察が架空料金請求詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと10月10日、佐伯市に住む50代の女性の携帯電話にNTTファイナンスを名乗る自動ガイダンスの電話があり、「携帯電話料金が未納です」と音声が流れました。

女性がガイダンスに従って操作をしたところ、男が電話に出て「1年間分のクラウド契約が未納です。民事裁判を起こしているので、弁護士にお金を振り込んで下さい」と要求されました。

また、女性が「もうお金がない」と伝えると、相手から「おやじさんの年金が15日に出るので、それをあててください」と言われました。

話を信じた女性は15日までの間に、指定された口座に3回にわたって計129万円を振り込みました。

女性はその後、相手と電話がつながらないことから親族に相談し、詐欺を指摘されたため、23日に警察署を訪れたということです。

警察では、心当たりのない携帯電話などの料金未納に関する連絡などは架空料金詐欺の手口なので、十分注意するよう呼びかけています。

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