冬の観光シーズンを前に、飲食業者や宿泊業者に向けた食材の大規模な展示会が23日、長野市で開かれました。
宮入キャスター:
「ホテルの大広間に集まった肉や魚、冷凍食品など、全国からおよそ2200商品。これらはホテルやレストランなどで使われる業務用食材です」
業務用食材を扱う長野市の「ナガレイ」が開いた県内最大級の展示会には、飲食店や宿泊施設の関係者などおよそ1000人が訪れました。
ナガレイ・木下清(きのしたきよし)取締役:
「今一番言われているのが物価高騰になって食品がどんどん値上がってしまう」
「もう一つは人手不足」
「そういった中でも多少値上がりはするんですけど、品質的にも上がるいわゆる高付加価値商品というものなんですけども、手間をかけなくてもおいしいものが提供できるというような食材をご提供させていただいています」
骨を抜いた魚や調理済みのから揚げなど、調理の手間を省き、人手不足の解消につながる商品は年々注目が高まっています。
また、おやきを始めとする信州グルメの新しいアレンジなどの提案もあり、インバウンドも視野に食で誘客を後押しします。
ナガレイ・木下清取締役:
「例えば白馬ですとか志賀ですとか妙高、斑尾の方の外国人の観光客が大変入ってくると今予想されています」
「そういった中で信州産というものを来られた方へのおもてなしとすれば、効果があるんじゃないかなというふうに思っています」
展示会は24日は安曇野市で行われます。
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