衆院選について、JNNでは22日、23日の2日間、終盤の情勢調査を行いました。「青森1区」は自民と立憲の候補の接戦、「青森2区」は自民の候補がやや先行していて、「青森3区」は立憲の候補が幅広く浸透していることがわかりました。

JNNでは23日と22日、県内の有権者約1350人にインターネットで衆院選の投票先を調査しました。

「青森1区」は…

「青森1区」は、自民党の前職・津島淳氏(58)と立憲民主党の元職・升田世喜男氏(67)の接戦となっています。

津島氏は自民支持層の6割、公明支持層の4割をまとめました。

升田氏は、立憲支持層の7割あまりを固めています。

共産党の新人・斎藤美緒氏(44)は党支持層の4割あまりをまとめています。

「青森2区」は…

「青森2区」は、自民党の前職・神田潤一氏(54)がやや先行し、無所属の松尾和彦氏(61)が激しく追い上げています。

神田氏は自民支持層の5割あまり、公明支持層の8割を固めました。

松尾氏は立憲支持層の7割、共産支持層の3割にも浸透しています。

国民民主党の新人・金濱亨氏(36)は、党支持層の6割を固めました。

共産党の新人・久保将氏(70)は、党支持層の3割あまりをまとめました。

「青森3区」は…

青森3区は立憲民主党の新人・岡田華子氏(44)が幅広く浸透し、自民党の前職・木村次郎氏(56)は苦しい戦いとなっています。

岡田氏は立憲支持層の7割あまりを固め、自民支持層の2割あまりにも浸透しています。

木村氏は自民と公明支持層をそれぞれ4割まとめました。

無所属の其田寿一氏(38)は、伸び悩んでいます。

日本維新の会の長坂淳也氏(48)は苦しい戦いとなっています。

ただ、今回の調査では「まだ投票先を決めていない」と答えた人はいずれの選挙区でも3割いて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

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