かつて甲府藩を治めていた柳沢吉里が国替えで奈良県へ移動した際に金魚を持ち込んだことを記念して、約440kmを歩く企画が甲府からスタートしました。
編み笠を持ち、おそろいの赤い法被を着ているのは甲府市から奈良県大和郡山市までの440kmを歩く「金魚旅」のメンバーです。
300年前の1724年、かつて甲府藩を治めていた柳沢吉里が「国替え」で現在の大和郡山市にあたる郡山藩へ移動した際に金魚を持ち込み、以来、大和郡山市では金魚の養殖が定着しました。
今回の「金魚旅」は甲府からの金魚伝来が300年となったことを記念し企画されたもので、23日は甲府駅北口で出発式が行われました。
大和郡山市の有志で作る金魚旅のメンバーは和太鼓の演奏に激励されながら出発しました。
「金魚旅」運営委員長 小柳和也さん:
「つながりを持ってさらに大和郡山市にも愛着を持ってもらえればいいのかなと思って、我々第1班は楽しく行って、楽しかったよと帰れたらいいなと思っています」
今後12日間をかけて大和郡山市までリレー方式で約70人が歩きます。
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