地域の食文化を守る取り組みです。宮城県気仙沼市の高校生たちが特産のサメを使って考案した献立が23日、地元の小中学校の給食で提供されました。
23日は、気仙沼市の給食の調理員が、気仙沼向洋高校の3年生3人が考案した献立を作りました。
献立のメインは気仙沼港に水揚げされたサメの身を使った「シャークナゲット」です。地域であまり使われていない素材に目を向け、ソースは子どもたちの口に合うよう甘辛くしました。出来上がったおよそ1400食分の給食はさっそく市内の小中学校8校で提供されました。
このうち、階上小学校には、献立を考案した高校生たちが出向き子どもたちの反応を見守りました。シャークナゲットを食べた児童は…。
児童:
「辛いけどおいしかった」
「甘じょっぱい」
献立を考案した高校生:
「おいしいと言ってもらい良かった。いろんな人に食べてもらえるようこれからも広げていきたい」
気仙沼向洋高校は、地元の食文化を学ぶ取り組みを続けていて、10月25日にはカツオのさばき方を教わるということです。
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