大分県内の駐在所勤務の警察官が、実弾入りの拳銃や警察手帳などが入ったバッグを無施錠の駐在所内に放置したとして、減給の懲戒処分を受けました。
減給10分の1・1か月の懲戒処分を受けたのは、駐在所に勤務する30代の男性巡査長です。
県警によりますと、男性巡査長は9月14日から15日までの間、実弾入りの拳銃と警察手帳、それに無線機の入ったバッグを駐在所の奥にある居住スペースの床に放置していました。また、住民の名前などが記載されている書類を机の上に放置していたということです。
15日、パトロール中の別の警察官が、駐在所に鍵がかかっていないのに気づき、中に入って放置されていたバッグを発見しました。
巡査長は当時休暇中で、鍵をかけ忘れて外出していて、「安易に考えて放置してしまい申し訳ありません」と話しているということです。
防犯カメラを調べた結果、第三者の出入りはなかったということです。
三浦一男首席監察官は「再発防止に向けた指導・教養を引き続き徹底してまいります」とコメントしています。
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