暴力団組長の男が女性を脅したとして警察は男を逮捕・送検するとともに、23日、尾道市にある指定暴力団・俠道会の本部事務所を家宅捜索しました。
脅迫の疑いで逮捕・送検されたのは、指定暴力団俠道会弘田組の組長の男です。警察によりますと、男は23年9月、広島県三原市内にある女性(50代)の自宅を訪れ、「子供はどこ、どこにおるん。これだけ立派な家建てとんじゃけん、立派な家住んどんじゃけん、金がないけん返せん言う訳にはいかんよ」などと言って、女性を脅した疑いがもたれています。
警察の調べに対し男は「同じニュアンスのことは言ったかもしれないが、脅していない」と容疑を否認しているということです。警察は、2人の間に金銭を巡るトラブルがあったとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。
俠道会は広島県内に3つある指定暴力団の1つで、広島や愛媛など西日本5県を勢力範囲とし、およそ60人の構成員がいます。警察は、「暴力団組織の実態解明を進め、違法行為があれば取り締まっていく」としています。
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