人手不足が全国で深刻な問題になりつつある中、静岡県内企業の46%が正社員が足りないと考えていることがわかりました。特に建設業界では、8割を超える企業が正社員不足だとしています。
信用調査会社の帝国データバンクによりますと、県内企業に2024年7月時点で従業員の過不足について聞いたところ、正社員が不足していると感じている企業の割合は46.7%にのぼりました。
業種別に見ますと、最も割合が高かったのが建設業の81.0%、次いで運輸・倉庫が61.9%となりました。
この2つの業界はともに2024年度から時間外労働の上限が規制される2024年問題に直面していて、人手不足の深刻化が加速したものとみられています。
全国では人手不足によって企業が倒産するケースが急増する傾向にあり、帝国データバンクは労働者から「選ばれる会社」になれるかどうかの重要性がより高まっていると分析しています。
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