和歌山県北部を震源とする地震が、23日朝から午前中にかけて続いています。気象台は、類似の現象は「数年に1回くらい」としています。

23日午前7時8分、和歌山県北部を震源とするマグニチュード4の地震が発生し、和歌山市と紀の川市で震度3を観測しました。

海南市と有田市、岩出市と紀美野町、かつらぎ町と、大阪府でも泉南市と阪南市、岬町で震度2を観測。

橋本市や御坊市、大阪の岸和田市や泉佐野市、奈良の五條市などで震度1を観測しました。

この地震のあと、午前中の間に同じ地域で震度1以上を観測する地震が5回続いています。


【計測された地震】

▼午前9時26分M3.3最大震度2(和歌山市・海南市・有田市)


▼午前9時32分M1.9最大震度1(和歌山市)


▼午前9時56分M3.0最大震度2(和歌山市・海南市)


▼午前10時18分M2.8最大震度2(和歌山市)


▼午前11時23分M2.5最大震度2(和歌山市)



【気象台は「数年に1度くらい」】

和歌山地方気象台によりますと、マグニチュード3~4の地震があって、その後に震度1以上の地震が複数回続くきょうのような現象は、『数年に1回程度』起きているということで、気象台はこの先どれくらい続くのか注視したいということです。

また、きょうの地震については震源がいずれも「ごく浅いところ」のため、震源の上の地域では、計測された震度より揺れを強く感じることもあるということで、注意と備えが必要です。

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