住宅を狙った強盗事件が続発しています。みなさんの家は、防犯対策をしていますか?
突然、家に強盗が入ってきたら…そんな不安が高まっています。
札幌市民
「身近なので単純に怖い」
「主人が一人暮らししていたときに、居ない隙を狙って空き巣あった。そこから(防犯)対策してます」
「鍵かけてチェーンして。(ドアに鍵が)2個あるので、寝るときは全部かけます」
今、見直したい「住まいの防犯対策」をもうひとホリします。
札幌市豊平区で起きた強盗事件では、犯人は住宅の窓ガラスをハンマーでたたき割って侵入しました。
北海道警 生活安全企画課 浜島美輝課長補佐
「一般住宅を狙って深夜帯に、ガラスを割って侵入して家人を緊縛、手足を縛ってお金をとっていく。こういう手口が全国的にはやっている。家の中に保管している大金を狙って入るわけだから、自宅に大金を置かない」
札幌市で防犯グッズを販売する「進栄ロックサービス」です。
防犯教室の講師も務める高橋社長は、豊平区の事件現場の写真を見て…。
進栄ロックサービス 髙橋進社長
「客観的に見てもプロのガラスの割り方じゃない。破壊されようが、こじ開けられようが5分~10分は絶対に(家に)入れさせない」
窓を割れにくい防犯ガラスに変えたり、ドアに「補助錠」をつけて2ロックにするなど、侵入するまでに時間をかけさせるのが対策のひとつです。
2階のショールームでは、防犯グッズを実際に体験できます。
進栄ロックサービス 髙橋進社長
「叩いてみますか?」
世永聖奈アナウンサー
「いいんですか。(アラームが鳴る)わあ。人の手には反応しない?」
進栄ロックサービス 髙橋進社長
「手には反応しない」
ハンマーなどの金属で叩いた時の周波数を感知すると、警報音が鳴り響きます。
■ガラス破壊センサー 2000円~
防犯ブザーでは、こんなタイプも…。
防犯ブザーの音
「(アラーム音)キャー!助けて!」
進栄ロックサービス 髙橋進社長
「(音量が)80デシベルくらいある。電池がなくなるまで『キャー助けて』と」
■ウルトラボイサー(受注販売) 2000円
寝室などに置いておくと、いざという時に役立ちます。
緊急事態を家の外にいち早く知らせることが大事なんです。
北海道江別市のホームセンターでは、防犯グッズ”を買い求める人の姿が…。
江別市民
「よくニュースで流れてますよね。ガラスを割って侵入されるのを、防止するために(窓の)鍵の付近に貼るのにいいかなと思って」
強盗事件の続発で、窓に貼るフィルムやブザーが売れ、すでに品薄状態になっています。
ジョイフルエーケー大麻店 新井鉄之助副店長
「窓から侵入する強盗などが、多くなってきたときくらいから、再度注目されている商品であると思います」
人の動きに反応して光る「センサーライト」をつけるのも効果的です。
さらに…。
ジョイフルエーケー大麻店 新井鉄之助副店長
「家の周りにまいて、侵入者が踏むと音が鳴る商品です」
この「防犯の砂利」と、普通の砂利の音を比べてみると…防犯の砂利の方が踏むと大きい音がします。
家の裏手の窓の付近に敷くのがおすすめです。
命と暮らしを守るために、防犯グッズの活用を考えてみましょう。
■住宅の防犯対策
▽窓に防犯ガラス・防犯フィルム
▽補助錠を追加
▽防犯ブザー
▽センサーライト
▽音の出る砂利 など
■家への不審な電話に注意!
▽固定電話は常に留守番電話を設定
▽番号非通知を着信拒否に設定
■「闇バイト」求人に注意するよう、北海道警が呼びかけ
▽「闇バイトは犯罪。仕事内容を明らかにせず、高額報酬を提示するなど不審な求人は闇バイトかもしれません」
▽万が一応募してしまったら…「警察はあなたや家族を確実に保護します。安心して今すぐ引き返してください」
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