22日未明、高知県高知市の路上で、男性に暴行を加えて怪我をさせ財布を奪った「強盗傷害」の疑いで、香川県の男2人が逮捕されました。事件直後の様子を、防犯カメラが捉えていました。
22日午前1時20分すぎ、高知市帯屋町でもみあう男性4人。上半身の服が脱げているのが、別の男性に暴行を加え財布を奪って逃走中と見られる2人。通行人の男性2人が取り押さえようとしますが、1人はさらに逃走しました。その後、2人とも警察に逮捕されました。
(野中麟太郎 記者)
「現場の商店街です。通報によりますと、男性は『顔から血を流して倒れていた』ということです」
逮捕されたのは、いずれも香川県高松市の、自称会社員・佐々木夢翔(ささき・ゆめと)容疑者(27)と、自称建設業・寺内浩輝(てらうち・こうき)容疑者(29)です。
高知警察署の調べによりますと、2人は、22日午前1時20分ごろ、高知市帯屋町の路上で、40代男性の顔を殴る蹴るなどしてケガをさせ財布を奪った、強盗傷害の疑いが持たれています。
通りかかった2人の男性が止めに入ると、佐々木容疑者と寺内容疑者は逃走。男性らが追いかけて佐々木容疑者を取り押さえ、その後、駆けつけた警察官が寺内容疑者を取り押さえたということです。暴行を受けた男性は、顔面打撲のケガをしていて、病院で治療を受けているということです。
2人の認否について、警察は「捜査に支障をきたす」として明らかにしていません。2人は「酒を飲んでいた」ということで、警察が詳しい経緯を調べています。
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