20日の「館鼻岸壁朝市」。この週末は、「全国朝市サミット」が9年ぶりに青森県八戸市で開かれ、能登半島地震で甚大な被害を受けた「輪島朝市」も参加。

朝市の復活へ、思いをつないでいます。

「久しぶりにパワーのある朝市を見ることができた」
いつも以上に活気づく朝市

夜明けと同時に始まった「館鼻岸壁朝市」。この週末はいつも以上に活気づきました。

「石川の輪島朝市いかがですか!」

輪島朝市は、全国から10の朝市が集まったサミットに参加し、この日は販売ブースを設けました。

「ノドグロの一夜干し」や「工芸品」など、能登の特産品が販売開始からわずか30分ほどで完売しました。

輪島市朝市組合 冨水長毅 組合長
「久しぶりにパワーのある朝市を見ることができた。来てよかったですし、出店も改めて感謝している」

「輪島朝市」の再生に向けて…

1988年に初めて開催された「全国朝市サミット」。これまで親交を深めてきたからこそ、「輪島朝市」の苦難は東日本大震災を経験した「館鼻岸壁朝市」にとっても他人事ではなく、サミットでは慶長春樹理事長が継続的な支援を宣言しました。

館鼻岸壁朝市 慶長春樹 理事長
「私たちは輪島朝市がゆっくりでも復活して、地域の活性化に貢献できるようになるまで応援し続けます」

震災の爪あとが残る中で豪雨被害を経験…。「輪島朝市」の再生への道は厳しいですが、今回のサミットを復興への希望としたいとしています。

輪島市朝市組合 冨水長毅 組合長
「なんとか前を向いて輪島の朝市の復興ができるようにがんばろうと思っています」

館鼻岸壁朝市 慶長春樹 理事長
「あわてないでゆっくりと歩んでいただいて、輪島の朝市を前の場所でやれるかどうかはわからないが、決まった場所でまたできればいい、すぐに応援に行きますから」

館鼻岸壁朝市で能登半島を襲った大雨による水害への義援金も募り、災害からの復興を後押ししています。

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