衆院選は青森県内の各選挙区で与野党の応援弁士などが駆けつけ、「政治資金問題」や「物価高騰対策」に言及しながら支持を訴えました。

自民党の小渕優子組織運動本部長は、10月18日に五戸町でマイクを握り、政治資金問題を陳謝しながら政権の継続を訴えました。

自民党 小渕優子 組織運動本部長
「信頼をもう一度取り戻せるようにしっかりやっていく。だから、皆様方には自民党を助けていただきたい。信頼をいただいて、政治をしっかり安定させて、いまある課題を1つ1つ解決していく。そのことがいまなによりも大事だと思っています」

立憲民主党と国民民主党の候補を推薦している連合の芳野友子会長は20日、街頭に立ち、「物価高騰対策」の必要性などを訴えました。

連合 芳野友子 会長
「物価高の問題は国民ではなく政治の政策が必要です。33年ぶりの高水準で賃上げが実現しても、それ以上に物価が上がってしまっている。野党が1人でも多くの議員を出していく。緊張感のある政治を目指しています」

共産党の志位和夫議長は19日、弘前市で街頭に立ち、衆院選で争点となっている政治資金制度の改革などを訴えました。

共産党 志位和夫 議長
「政治をゆがめて皆さんの暮らしを苦しめる根っこにあるのは、企業団体献金ですから、パーティー券も含めて全面禁止をして、政党助成金も撤廃する。国民の暮らしをよくして景気を立て直す。チェンジをしようではありませんか」

県内は、21日以降も与野党ともに応援弁士が駆けつけ、論戦がくり広げられます。

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