高校ラグビーについて、聖地・花園への出場をかけた青森県予選の準決勝が20日に行われ、決勝進出2校が決まりました。
黒と赤のジャージー青森北と、白のジャージー三本木農業恵拓との準決勝。
まずは、県内最多20回の花園出場を誇る青森北が試合を動かします。
前半11分、スクラムからパスを受けたセンターの木村がキックパス、それに反応した13番の富沢が、そのままボールを運び先制トライを挙げます。
ただ、全校応援を背に、三農恵拓が反撃します。前半終了間際の27分にラインアウトからモールで押し込み、トライを奪いかえします。2点ビハインドで迎えた後半も勢いそのまま。6分に密集から抜け出した6番の武部がトライを決めて試合をひっくり返すと、その12分後には12番の深堀が相手のディフェンスを交わしてインゴールに持ち込み追加点。
新チーム発足後、主要3大会で敗れていた相手に競り勝ち、2年ぶりの決勝進出です。
三本木農業恵拓 西野翔栄 主将
「いつも応援してくれる全校生徒のおかげで、いつも以上に力を発揮できて逆転できたと思います。この勢いのまま、決勝で青森山田に勝って花園に出場したいと思います」
また、準決勝もう一試合は、6連覇を目指す青森山田が11トライを奪うなど八戸学院光星の挑戦を退け、7年連続で決勝に進出しました。
決勝戦は10月27日に青森市で花園出場をかけて争われます。
この決勝の模様は、ATVで午後1時から実況生中継でお伝えします。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。