3年前、東海大福岡高校の男子生徒が自殺し、母親が当時の上級生4人に損害賠償を求めている裁判。21日、母親と上級生1人との間で和解が成立しました。
わいせつ行為を認め謝罪 慰謝料も
訴状などによりますと、東海大福岡高校の当時2年生の侑大(ゆうだい)さんは、3年前、剣道部内でのいじめなどについて記した遺書を残して自殺しました。
侑大さんは、剣道部の上級生からわいせつな行為を受けたなどとされていて母親は、今年3月当時の上級生4人に対し、損害賠償を求める訴えを起こしました。
この裁判で21日、上級生の1人が侑大さんに対するわいせつ行為などを撮影し、SNSに送信したことなどを認めて、謝罪することや、慰謝料を支払うことなどの条件で、母親との間で和解が成立したということです。
和解が成立したのは2人目で残る上級生2人は損害賠償請求の棄却を求めています。
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